失業保険を受けるための求職活動
ハローワークの認定日が近づいているのに、求職活動が足りない人はいませんか。
その期間中、色々用事があって、求職活動ができなかった人などもいるでしょう、
また、転職をじっくり考えたため、つい慎重になりすぎて求職活動ができなかった。
そんな方もいるかもしれません。
ご存じとは思いますが、失業保険を受けるためには、現在求職中であることが前提となります。
人の心の中は見えませんが、少なくともその意思を持ち、ハローワークの職員や求人企業にはその姿勢を貫くことが大切です。
その上で、失業給付を受けられる期間終了までに、仕事が結果的に見つからない場合はやむを得ません。
失業保険が受けられる要件を理解しておきましょう。
求職活動ができなかった場合どうなるか。
さて、本題に入ります。
もし、ハローワークの認定日に求職活動ができなかった、もしくは足りなかった場合はどうなるのでしょうか。
答えは、次の期間にスライドするです。
求職の意思がある限り、基本的には一定期間、あなたが受けることができる最大の失業保険の金額は確保されます。
しかし、失業保険は途切れず支給されるのを希望する方もいるはずです。
それで求職活動が足りない場合は、当然支給されないことになります。
求職活動にはどのようなものがあるのでしょうか。
見てみることにしましょう。
求職活動1 ハローワークの窓口で就職相談
まず、一番スタンダードな方法ですが、ハローワークの窓口で職員の方に就職の相談をすることです。
当たり前ですが、転職先を探すときは、民間を含め、求人情報を探すことになります。
もし、目当ての就職先がハローワークに情報としてある場合に、職員にその情報について相談することができます。
それ以外にも履歴書の書き方などのアドバイスを受けることができます。
職員の方にハローワークの求人情報を検索してもらって30分ぐらいお話しすることになります。
求職活動2 就職セミナーなどの講習に参加する
つぎに就職セミナーや企業説明会に参加することも求職活動にカウントされます。
但し、30代以上になるとそもそも対象から外れてしまうことが多いのが難点です。
40代を過ぎると例えば人材不足の業界がおこなっている説明会などの参加、介護士や職人、タクシーなどが多いです。
また、転職の初心者対象の『履歴書の書き方』などをテーマにした講義をハローワークが別会場で開催していることもあります。
こういったものは、それほど転職を焦らせるものでなく比較的気軽に参加できると思います。
なので興味があればどんどん参加することができますし、同じ内容のモノでも受けることもできます。
ですが、求職活動の認定はもらえるものの、その開催している場所までの交通費がかかります。
時間をとられたり、こういったものは日程や回数や定員制限があるので自分の都合に合わせてできない場合があります。
地元のハローワークでなくても、管轄外のハローワークが主催しているものでもOKです。
求職活動3 求職サイトで応募すると求職活動
最後におすすめしたい求職活動のネタをお話しします。
一番簡単なのは、求職サイトで履歴書を応募して求職活動とすることです。
この企業へ求人の応募をする行為が『求職活動』になるのです。
もちろん就職を希望しているということが前提でい
でないと企業に失礼ですし、求職活動として認められない可能性も出てきます。
でも、これなら、今すぐ本命の企業の求人が見つからなくても、
①自分がこの企業なら検討できそうだな。
②自分が他業種に挑戦できるのか。
などの理由でも応募できます。
転職サイトに応募した後の流れ
このような求人サイトでの応募は、まず一次選考があります。
その結果でOKの場合であれば、それに対して面接に行くのか、お断りするのかの返事をしておくのが礼儀でしょう。
もちろん、面接に訪問したい場合であれば、そのまま進むことだってできるわけです。
もし、ハローワークが企業に確認の連絡をした場合も考えて行動することが無難です。
さて、求職活動は、この応募を出したという事実とその結果を記載することになります。
企業の連絡先や住所はホームページを参照して記載するのがいいでしょう。
土日祝日でも、この応募はいつでもできるので、週明けに認定日の時も可能です。
緊急の時は、一番早く手間がかからない手段となります。
これが一番転職先を、マイペースで早く探せるのではないかと思います。